第12章 Win32システムでGHCを運用する

目次

12.1. WindowsプラットフォームでGHCを起動する
12.2. WindowsでGHCiを実行する
12.3. 端末を使った対話
12.4. ライブラリの振る舞いにおける差異
12.5. GHC(および、GHCでコンパイルされた実行ファイル)をcygwinで使う
12.5.1. 背景
12.5.2. 問題
12.5.3. するべきこと
12.6. Win32のDLLをビルド・利用する
12.6.1. DLLを作成する
12.6.2. 他の言語から呼ぶためのDLLを作る
12.6.2.1. VBAから使う
12.6.2.2. C++から使う

12.1. WindowsプラットフォームでGHCを起動する

GHCのWin32用インストーラは、GHCをインストールすると同時に、ファイル接尾辞「.hs」と「.lhs」について関連付けを行い、ダブルクリックでghciが起動するようにする。

ghcghciは、空白を含むファイル名を扱うときには引用符でエスケープする必要があることに注意。

  c:\ghc\bin\ghci "c:\\Program Files\\Haskell\\Project.hs"

上記のコマンドで引用符を使わなかった場合、ghciはファイル名を"c:\\Program"と"Files\\Haskell\\Project.hs"の二つだと解釈する。