GHCのコマンド行引数は静的オプションか、動的オプションか、モード指定オプションに分類される。
例えば––make
や-E
がこれである。モード指定フラグはコマンド行から一つだけ指定しても良い。利用可能なモードの一覧は4.5. 実行モードにある。
モード指定フラグ以外の大部分のフラグはこれに分類される。動的なフラグはコマンド行で使っても良いし、ソースファイルのOPTIONS_GHC
プラグマで使っても良いし、GHCiで:set
を使って設定しても良い。
「静的な」フラグも少しある。これは、コマンド行からのみ使うことができ、一回のGHC/GHCiの実行を通して有効である。
フラグの早見表(4.20. フラグ早見表)にはそれぞれのフラグがどれに分類されるか記されている。
静的でありながら、GHCiの:set
コマンドで設定できるフラグも少しながらある。これは表中では“静/:set
”と表記される。