5.3. 時間及び確保量のプロファイルを取る

時間及び確保量のプロファイルを生成するには、コンパイルされたプログラムを実行する際に以下のいづれかのRTSオプションを渡せば良い。(RTSオプションは通常と同じく+RTS...-RTSの間になければならない)

-pまたは-Pまたは-pa:

-pオプションは標準的な時間プロファイルの報告を生成する。結果はprogram.profというファイルに出力される。

-Pはより詳細なプロファイル(実際の時間と確保量のデータを含む)を生成する。(あまり使われない)

-paオプションは最も詳細な報告を生成する。実際の時間と確保量データに加えて、全てのコスト集約点を含んだものである。

-Vsecs

RTSの時計が進行する時間間隔を設定する。これは時間・確保量プロファイルの標本間隔でもある。デフォルトは0.02秒

-xc

このオプションは、例外が発生するたびにその時点のコスト集約点スタックをランタイムが表示するようにする。これは、悪名高いPrelude.head: empty listエラーなど、例外の位置をデバッグするのに特に便利である。4.17.7. ハックする者、デバッグする者、及び好奇心過剰な魂のためのRTSオプションを見よ。