静的オプション、動的オプション、モード指定オプション

GHCのコマンド行引数は静的オプションか、動的オプションか、モード指定オプションに分類される。

モード指定フラグ

例えば––make-Eがこれである。モード指定フラグはコマンド行から一つだけ指定しても良い。利用可能なモードの一覧は4.5. 実行モードにある。

動的フラグ

モード指定フラグ以外の大部分のフラグはこれに分類される。動的なフラグはコマンド行で使っても良いし、ソースファイルのOPTIONS_GHCプラグマで使っても良いし、GHCiで:setを使って設定しても良い。

静的フラグ

「静的な」フラグも少しある。これは、コマンド行からのみ使うことができ、一回のGHC/GHCiの実行を通して有効である。

フラグの早見表(4.19. フラグ早見表)にはそれぞれのフラグがどれに分類されるか記されている。

静的でありながら、GHCiの:setコマンドで設定できるフラグも少しながらある。これは表中では“静/:set”と表記される。